レンズのコーティング
自分に合ったコーティングを選ぼう
メガネに使われているレンズの表面にはコーティング加工がされています。コーティング剤には種類があって、それぞれ機能が異なるので、自身の環境に合ったものを選びましょう。例えば、寒暖差が激しい場所を頻繁に出入りするのなら、曇り防止がおすすめできます。普通のレンズでは寒いところから暖かいところに移動すると、メガネが曇ってしまい、拭かなければ視界がしばらくは白くなったままです。しかし、曇り防止のコーティングをレンズに施せば、寒暖差があったとしてもメガネが曇りにくいです。そして、パソコンやスマートフォンの画面を長く見るというのなら、ブルーライトカットをおすすめします。その名前の通りブルーライトをカットしてくれるので、画面を長時間見ても目が疲れにくくなります
ほかにもいろいろな種類のコーティング剤があるので、機能をチェックして利用したいと思うものを探し出してみましょう。ただし、すべての眼鏡屋がお目当てのコーティング剤を用意しているわけではありません。眼鏡屋によって対応するコーティング加工は異なるため最初に確認をしましょう。コーティング剤が用意されていることが分かれば、あとはフレームのデザインを選んで完璧なメガネを作ってもらうことができます。
コーティングを長持ちさせる
メガネのレンズにコーティング加工をした場合、当たり前のことながら、その効果は永遠ではありません。メガネの利用を続けていると、どんどんとコーティング剤が剥がれてきて、いずれは効果を失ってしまうでしょう。もしも、効果をできる限り長持ちさせたいのなら、コーティング剤に負担をかけるようなメガネの利用方法はやめるべきです。例えば、メガネ拭き以外のティッシュや布で拭いたりお風呂にメガネをかけたまま入ったりすると、大きな負担をかけてしまい剥がれるスピードがアップしてしまいます。メガネのレンズを傷つけそうなことは、全部避けるようにすればコーティング剤を長持ちさせられるでしょう。メガネの取り扱い方は眼鏡屋に聞けば教えてくれるため、よく分からないのなら質問をおすすめします。 なお、自分でメガネのレンズにコーティング加工ができるアイテムも売られています。ネットショップなどで千円程度で購入できるアイテムもあり、塗るだけなので利用方法もとても簡単です。しかし、眼鏡屋で注文できるコーティング加工よりも効果がずっと低いアイテムが多いです。効果がそれなりにあったとしても、剥がれやすいため持続時間は短いと考えたほうがよいでしょう。